第3回全体研究会(平成26年度報告会)が開催されました


埼玉県×CoREF 「未来を拓く『学び』推進事業 平成26年度 報告会


 平成27年1月17日(土)、埼玉県戸田市の戸田市文化会館において「未来を拓く『学び』推進事業」報告会が開催されました。

 清々しい晴天のもと、26の都道府県から昨年度を上回る皆様にご来場いただき、ここ埼玉から「協調的な学びを引き起こす授業づくり」の取組を発信することができました。ご来場いただきました国関係の方、大学、高等学校、義務教育、教育行政など教育関連の方、民間企業の方など多種多様な皆様から多角的で示唆に富んだご意見等をいただくことができましたこと、心から感謝申し上げます。これからも埼玉から未来の学びを発信してまいります。

 当日のプログラムは、次のとおりです。

10:00-10:15 開会あいさつ 
            関根郁夫(埼玉県教育委員会 教育長)
10:15-10:55 基調講演
            大杉住子(文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教育課程企画室長)
10:55-11:10 未来の学びへのメッセージ
            三宅なほみ(東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構 副機構長)
11:10-11:15 諸連絡
11:15-11:30 休憩・移動
11:30-12:50 担当教員等による教科部会等別ラウンドテーブルⅠ
12:50-13:50 昼食休憩
13:50-16:50 担当教員等による教科部会等別ラウンドテーブルⅡ、Ⅲ

当日の様子はご紹介します。
戸田市文化会館

受付

全体会 会場(ホール)

教育委員会あいさつ(関根郁夫 埼玉県教育委員会 教育長)

基調講演(大杉住子 文部科学省 初等中等教育局 教育課程課 教育課程企画室長)

未来の学びへのメッセージ(三宅なほみ 東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構 副機構長)


担当教員等による教科部会等別ラウンドテーブル
国語

地理歴史

公民

数学

理科

保健体育

音楽

美術

書道

外国語

家庭

情報

農業

工業

商業

看護・福祉

協調学習基礎講座Ⅰ・Ⅱ

教育委員会対象Q&A

授業力向上研修・新しい学びプロジェクト


21世紀型スキル育成研修会
第2回全体研究会(合同教科部会)が開催されました

未来を拓く「学び」推進事業 第2回全体研究会(合同教科部会)が
平成26年11月29日(土) 13:30~16:40
埼玉県立総合教育センター
で開催されました。

教科部会(1) 13:30~14:30
授業実践の報告と交流を行い、実践をとおして分かったこと、ポイント、
改めて出てきた疑問点などを出し合いました。
その後、成果と課題について意見交換を実施し、教科ごとに共有しました。

教科間交流会 14:40~15:25
部屋ごとに設定されたテーマと小課題について、
①小グループ(5~6人)での意見交換
②クロストーク
を行いました。
各部屋のテーマと小課題は次のとおりです。
グループA「協調学習の評価」
(主に知識構成型ジグソー法を用いた)協調学習の授業での生徒の学びを評価する時に何をどう評価するか、そこで伸ばしたい(あるいは伸びていると思われる)生徒の力は何か、を主な話題にするグループです。
・現在行っていただいている「各生徒の授業の前後の解答の比較」からは、その時間の一人ひとりの生徒の学習についてどんなことが見えてきているか
・知識構成型ジグソー法を用いた授業での生徒の学習について、中長期的なスパンでの評価として、何を行えばどんなことが見えてきそうか
・ここで見えてきたことを次の授業デザイン、日々の授業実践の改善にどのように生かせそうか
グループB「基礎学力に課題がある生徒への協調学習の効果」
基礎学力に課題がある生徒に対して、(主に知識構成型ジグソー法を用いた)協調学習はどのような効果をあげうるのか、また生徒実態を考慮した授業づくりの取組・工夫にどんなものがあるのか、を主な話題にするグループです。
・知識構成型ジグソー法を用いた授業を行うことで見えてきた、基礎学力に課題のある生徒に「期待できそうな」、「生徒を信頼してよさそうな」学びの力にはどんなものがありそうか
・知識構成型ジグソー法を用いた授業を行うことで見えてきた、基礎学力に課題のある生徒が「つまづくポイント」にはどんなものがあるか
・「つまずくポイント」を考えたとき、生徒の学習を支える教員側が配慮するべき工夫にはどんなものがありそうか(資料づくり、課題掲示、指示などの観点から)
グループC「学力向上と協調学習」
特に受験対策を意識する進学校において、(知識構成型ジグソー法をはじめとする)協調学習の授業が生徒の学力向上にどのように影響を与えるのか、また、受験に必要な学力の形成を意識した協調学習の授業づくりの取組・工夫にどんなものがあるのか、を主な話題にするグループです。
・知識構成型ジグソー法を用いた授業を含む一連の学習で扱った内容は、中長期的なスパンで見て生徒にどの程度定着していると考えられるか
・進学校での実践において、特に生徒が際立った変化を見せた実践にはどのようなものがあったか(課題設定や日ごろの学習との関連など)
・協調学習の授業で伸びていると思われる力にはどんなものがありそうか。これらの力は入試とどのようにつながるか
グループD「単元の流れにおけるジグソー授業の効果的な配置」
特に実技や制作、実習が大きなウエイトを占める教科において、知識構成型ジグソー法の授業を他の学習活動とどう組み合わせることでより大きな相乗効果を期待することができるのか。単元の流れにおけるジグソー授業の効果的な配置やその際に適切な課題設定のあり方などを主な話題にするグループです。
・知識構成型ジグソー法の授業とその前後の実技、制作、実習との組み合わせによって、実技、制作、実習において生徒の学習の様子の違いが見られた実践にはどんなものがあるか
・大きな単元の流れの中で一度か二度知識構成型ジグソー法を取り入れるとしたら、どのあたりに取り入れるのが効果的だと考えられそうか
・協調学習の授業で伸びていると思われる力にはどんなものがありそうか。これらの力は教科の学習全体の中でどう効いてきそうか
グループE「ジグソー授業での教師の行動・役割」
生徒の主体的な学びを引き起こすことをねらった知識構成型ジグソー法の授業においては、教師は極力グループに介入しないことが期待されています。しかし、それ以外にも課題の提示や指示、活動時間の柔軟な設定、クロストークをどのように行うかなど、生徒の学習の見取りに基づいた教師の振る舞いによって生徒の学習を支援できる要素は多々ありえます。このグループでは、こうした「教師の行動・役割について」を主な話題にします。
・知識構成型ジグソー法の授業における教師の振るまいについて、基本的に「どの教材・教室でも共通にこうした方がよいといえそうなポイント」、「教材・教室によってベターな選択が変わってきそうなポイント」にはどんなものがあるか
・「教材・教室によってベターな選択が変わってきそうなポイント」について、どんな場合分けができそうでしょうか(例えば、「授業の展開によってクロストークの持ち方は変わる」といったとき、どんな場合はどんな持ち方がよさそうなのか)

教科部会(2) 15:35~16:30
教科間交流会で学んできたことを交流し、成果と課題がより焦点化されていきました。
その後、1月17日の報告会に向け検討を行いました。

アンケート記入 16:30~16:40
推進委員の先生方には最後にアンケートとらせていただきありがとうございました。
内容を精査し、今後の研究連携に活かしてまいります。



未来を拓く「学び」推進事業第1回全体研究会が開催されました。
未来を拓く「学び」推進事業 第1回全体研究会が、平成26年6月7日(土) 10:00~16:30
東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科棟、赤門総合研究棟、小島ホールを会場として開催されました。

あいにくの天気にもかかわらず、多数の参加者が集い会場は熱気に満ちあふれていました。
埼玉県教育委員会とCoREFとの研究連携による協調的な学びを引き起こす授業づくりは継続的に行われておりますが、
第1回全体研究会を契機とし新規研究推進委員の先生方をお迎えしての本格スタートとなりました。
当日の主な流れは次のとおりです。
 
 10:00~10:20 開会行事
 10:30~12:40 全体ワークショップ
           ○「協調学習の基本的な考え方と授業体験」
           ○「学習理論研修」 
           ○「知識構成型ジグソー法の授業づくり支援」 
 13:40~14:10 研究推進に関する事務連絡
 14:20~16:30 各教科部会
当日の様子をご紹介します。

開会行事 あいさつ
 埼玉県教育局県立学校部     東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構
 春山 賢男 部長        三宅なほみ 教授

研究指定校指定書手交        研究推進委員任命状手交

ワークショップ「協調学習の基本的な考え方と授業体験」

ワークショップ「学習理論研修」

ワークショップ「知識構成型ジグソー法の授業づくり支援」

教科部会(国語)

教科部会(地歴)

教科部会(公民)

教科部会(数学)

教科部会(理科)

教科部会(保健体育)

教科部会(音楽・美術)

教科部会(外国語)

教科部会(農業)

教科部会(工業)

教科部会(商業)

教科部会(家庭・看護・福祉)

教科部会(情報)